2.ジャパンシリーズ#1小国(熊本県)
日付 2002年04月06(土)−07日(日)
天気/路面 曇り/前日の雨でシングル区間はマッド
タイヤ IRC シラクチューブレス
前後2.0気圧
クラス スポーツ
成績 65位 (90人くらい出走)
 トップから9.5分遅れ、50位まで2.5分。
ひとこと まだまだ全てがいまひとつでした

ファンカーゴの車内。自転車2台と荷物が楽勝で入る。走りもなかなかで、新しい車はやはりええなぁと思わされた。

 今年もMTBジャパンシリーズが始まった。そしてついに九州まで遠征してしまった。
 私の実家は別府市なので、ここに前後泊しての参戦となった。
 
4月5日(金)
 午前中で仕事を切り上げ、皆に謝りながら帰宅。最終身支度をして17:30のANAで大分へ。
 今回はトヨタファンカーゴをレンタルした。なんかもう、この辺りで十分すぎる気がした。

4月6日(土)
 9:00過ぎに出発。大分自動車道−R387と通って、1時間ちょっとで小国着。着いた途端に雨が降ってきた・・・
 まだ雨もぱらぱらと降ったり止んだりなので、支度して試走に出る。
 小国のコースは登りに舗装の林道があったり、下りがシングルトラックというような構成になっていて(図は下)、パワーとテクニックが程良く要求される構成であると思う。ドロップオフとタイトコーナーが多く、確かこのコースは小林加奈子さんが設計したという話だったと思うが、こういうのが好きなのだろうか?
 結局雨による路面悪化を懸念して、裏のシングルの一部がクローズとなり、全てを走ることは出来なかった。
 とりあえず今日は特に問題なく走れるコースだったが、明日はどうなっていることやら。

 今晩の宿は黒川温泉である。

シングルトラックの下り。
けっこうな下り。

コース図 赤がシングルトラック、青が舗装〜ダブルトラック登り、水色がダブルトラック平坦とグランド内トラック。
シングルトラックの様子は左にも。

   
   今年は二人がM5。

会場の木魂館とグランド。
遠景は涌蓋山。
最初のシングルの部分は渋滞になって担ぎになる(モデルはK田選手)。

正しいシングルの下り(モデルは贔屓の白石選手(大阪大MRTA))。

木魂館裏の最後の舗装登り(写真はエリートのレースでのフィードゾーン)。
4月7日(日)
 5:30に起きだし、昨日のうちに買っておいた朝飯を食って、6:15過ぎに出発。
 7:00前に到着し、しばらく様子見。

 雨が止んできたので軽く一周試走する。結局後半のシングル区間はほとんどがキャンセルされ、ちょっと広めのなだらかな、遊歩道のような下りに変更された。かなりパワー系になってしまった。今の私なら、こちらの方が少し有利だろうか?
 会場の前の国道の坂を上ったり下ったりしながらアップする。なかなかこんなところまでローラーを持ってくることも出来ない。それほどの気合いもない。
 8:40から召集が始まる。私のゼッケンは9番目の609で、スタート順も13番目という前の方だった。去年の成績がモノを言っているが、正直場違いという方が正しい。きっとスタートして一瞬で後ろに行ってしまうだろう。

 たぶん9:00ちょうどにスタート!
 どうしても最初にモガクことが出来ず、後ろの方に下がっていく。下がってしまったおかげで?スタートループの後の簡易舗装登りでは思うように走れず一回足を着かされてしまう。
 シングルの下りは当然の大渋滞で、下って激登り返してドロップオフ、まではランニング大会。
 その後からのシングルでは、ちょっと滑りながらもちょっとずつ前に出ていき、裏の舗装林道登りへ。
 一応今回はここで前に出る作戦?だったのだが、周りの選手よりほんのちょっと回転が良いだけで、前に見える5人ほどが近づいてこない。がーん、こんなはずではないのに、と思うが、実力なので仕方ない。
 ここ2週間は減量が進んでいなかったし、暴飲暴食のツケが回ってきたいたか・・・
 登り切っての下りのシングルは、難しいところがほとんどキャンセルされているので楽である。ただ、周りと差もつかない。まぁテク無しの私には有利ではある。
 シングルの最後は傾斜のきついスイッチバックになっていて、しかも今日は雨上がりの粘度の高いドロドロになってしまっていて、乗車できない状態になってしまっている。
 さらにフロントブレーキの間に杉の小枝が挟まり、それを種に泥が詰まってしまい、前輪が回転不能になってしまっている。サスの動きもいまひとつ良くなく、クリアランスが乏しいのだろうか?
 止まって泥落としをしている間に、せっかく登りで抜いた3人くらいに抜かれてしまう。
 走って下りきり、もう一つの勝負どころの廃線跡に入って、さっき抜かれた選手をもう一度抜き返す。
 ただ、ここでもいまひとつ頭で思い浮かべた走りが出来ておらず、前の選手が近づいてこない。
 ただ、チューブレスタイヤの恩恵か、トンネル内の砂利道でのリアの突き上げはそれ程でもなかった。
 最後の木魂館裏の登りでちょっとだけ前に出て、2周目に。

 例によって、2周目は3,4人で順位を入れ替えながらになる。ちょっとポイントゲットは難しいだろうか・・・
 最初のシングル下りは、やはり乗車して降りきれない。こういうの、ちゃんと練習しておかないと。
 裏の登りでも前に選手は見えるのだが、ガシガシと踏み込めない。くっそー。
 とどめに、スイッチバックではまたもや泥詰まりで走れなくなる。

 結局かなり不完全燃焼のまま65位で終了。
 いちおう最低の目標の完走は出来たが、2周なので出来て当たり前。
 体力は全然残っていて、どこで力を出したら良かったんだ?という後悔が残る結果になった。
 ただ、課題がまたはっきりしたとも言える。5/20の菅平に向けてもういちどやり直そう。



 
付録1 エリートのレース
  
左から女子1位の南部、男子1位の山口、2位の野口
  
左から男子3位の竹谷、4位の鈴木



  
付録2 黒川温泉

旅館にしむらの部屋の窓から、露天風呂「地獄湯」を見る。

 今回の宿舎は、九州ナンバーワンの呼び声もある黒川温泉。
 天気が悪く、散策という感じでもなく、翌朝は6:30発なので満喫というわけではなかったが、良いところだった。
 女性に人気の温泉ということだったが、たしかに女性、多かった気がする。